スワンの日記(仮)

アクティブニートになりたい

24歳になった。人間臨終図鑑

とうとうこの日が来てしまった。

子供の頃は早く大人になりたい。少しでも自分を大きく見せたいとか思っていたこともあるけど、今はもうこれ以上年齢を重ねていくのが辛い。

年齢を聞かれて答えるのがなんか気持ちよくなくなってきた。一生ガキで居たいのに。

 

 『人間臨終図鑑』を読んだ。

 

教科書に載っているような歴史上の人物や、著名人の死に際の様子が年齢順に紹介されている本で、phaさんの著書に、誕生日が来る度にこの本の自分の年齢のページを読み返していると書かれていて読みたくなった。

せっかく読んだので、本に書かれてある24歳で亡くなった人物をざっくり紹介しよう。
 

沖田総司(病死)

幕末の武士、新撰組のメンバー。

若いながら剣術の腕は達人と評され一番隊組長として活躍した。

しかし活動中に結核を患い、知り合いの医師によって植木屋に匿われていたがそこで死亡。

 

樋口一葉(病死)

明治時代の作家。

父親と兄を亡くして女家族3人と貧しい暮らしをしていたが、お金を稼ぐために小説を投稿し始める。雑誌に掲載された「たけくらべ」が森鴎外幸田露伴から絶賛を受け注目を集めるが、心労が祟ったのか有名になった年に肺結核を患い、約半年後に死亡。

 

滝廉太郎(病死)

代表作は「鳩ぽっぽ」「雪やこんこ」などの童謡、「荒城の月」など。

裕福な家庭で育ち、日本人音楽家として2人目となるドイツ留学をして音楽を学ぶ(ちなみに1人目は幸田延)

しかし留学後5ヶ月で結核を患い帰国。自宅で療養していたが死亡。

 

テレビ番組の転載だけどこのエピソードは印象に残ってる。

youtu.be

 

・ジェームス・ディーン(事故死)

1950年台のアメリカの映画俳優。

エデンの東」「理由なき反抗」「ジャイアンツ」にて主演。芸歴4年に関わらず若者を代表するハリウッドスターになる。

プライベートで車のレースに向かう途中、横から飛び出してきた車に衝突して死亡。いつも運転には注意を払っていたそうだが。

 

 

流石にこの年齢だと皆志半ばという印象を受けた。 

一応20代前半は一通り読んだけど、24歳は特に認知度が高い人が多く死んでいた。勢いで既に読んでしまったけど25歳は2人だけだったし。

年を経るに連れてそのうち読み応えが出てくるだろうけど、20代はまだ死んだ人の人数が少ないのであっさり読み終わってしまった。まだ20代のうちは毎年読むのは時間が勿体無いとも思った(俺が30代以降になってからこの文を読み返すと死にたくなるだろうな…)

 

あと本には書かれてないが、2011年に自殺して話題になった上原美優さんも亡くなったのは24歳だった。

 

自分と同い年や自分よりも若い年齢で、実際に亡くなった人を知ることで「死」を身近なものに感じられると同時に、歴史に名を残すような人たちよりも長く生きられた自分の運の良さを実感できる。

自分や自分の身の回りの人間に限って、事故や事件に巻き込まれないだろうと思っていても、実際この前事故って、あれもシチュエーションによっては死んでいた可能性もあるわけで、こうして今たまたま生きている事の運の良さを改めて実感出来た。死を意識することで冷静になって身が引き締まるし、生きていることの感謝を思い出せる。今この時間、しかも若い状態でいられる今この時間を無駄にできないと思える。

「明日死ぬかもしれない」から今日やれることをやる。やり残しがないように毎日前進することを肝に銘じて、出来れば24年目も生き残れればいいと思う。

 

 

人間臨終図巻1<新装版> (徳間文庫)
山田 風太
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